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CANCEL EXPORT

エクスポートのキャンセル

概要

指定されたデータ出力ジョブをキャンセルします。CANCELLEDまたはFINISHEDの状態にある出力ジョブはキャンセルできません。出力ジョブのキャンセルは非同期プロセスです。SHOW EXPORTステートメントを使用して出力ジョブのキャンセルが成功したかどうかを確認できます。Stateの値がCANCELLEDであれば、出力ジョブは正常にキャンセルされます。

CANCEL EXPORTステートメントは、指定した出力ジョブが所属するデータベースに対して次の特権のいずれかを少なくとも1つ持っている必要があります: SELECT_PRIVLOAD_PRIVALTER_PRIVCREATE_PRIVDROP_PRIV、およびUSAGE_PRIV。特権の説明についての詳細は、GRANTを参照してください。

構文

CANCEL EXPORT
[FROM db_name]
WHERE QUERYID = "query_id"

パラメーター

パラメーター

必須

説明

db_name

No

出力ジョブが所属するデータベースの名前です。このパラメーターが指定されていない場合、現在のデータベースの出力ジョブがキャンセルされます。

query_id

Yes

出力ジョブのクエリIDです。 LAST_QUERY_ID() 関数を使用してIDを取得できます。この関数は最新のクエリIDのみを返します。

例1:クエリIDが921d8f80-7c9d-11eb-9342-acde48001121の出力ジョブを現在のデータベースでキャンセルします。

CANCEL EXPORT
WHERE queryid = "921d8f80-7c9d-11eb-9342-acde48001121";

例2:データベースexample_dbでクエリIDが921d8f80-7c9d-11eb-9342-acde48001121の出力ジョブをキャンセルします。

CANCEL EXPORT 
FROM example_db
WHERE queryid = "921d8f80-7c9d-11eb-9342-acde48001122";