Use the debuginfo file for debugging

デバッグにdebuginfoファイルを使用する

変更の説明

v2.5以降、StarRocksのインストールパッケージからBEのdebuginfoファイルが削除され、インストールパッケージのサイズとスペース使用量を削減しています。StarRocksのウェブサイトで2つのパッケージを見ることができます。

この図では、「Get Debug Symbol files」をクリックしてdebuginfoパッケージをダウンロードすることができます。「StarRocks-2.5.10.tar.gz」はインストールパッケージであり、このパッケージをダウンロードするにはDownloadをクリックします。

この変更により、StarRocksのダウンロード動作や使用方法に影響はありません。クラスタの展開とアップグレードにはインストールパッケージのみをダウンロードできます。debuginfoパッケージは開発者がGDBを使用してプログラムをデバッグするためのものです。

注意事項

デバッグにはGDB 12.1以上を推奨します。

debuginfoファイルの使用方法

1. debuginfoパッケージをダウンロードして展開します。

   wget https://releases.starrocks.io/starrocks/StarRocks-<sr_ver>.debuginfo.tar.gz
   
   tar -xzvf StarRocks-<sr_ver>.debuginfo.tar.gz

   注意

   <sr_ver>の部分をダウンロードしたいStarRocksのインストールパッケージのバージョン番号に置き換えてください。

2. GDBデバッグを実行する際に、debuginfoファイルをロードします。

   objcopy --add-gnu-debuglink=starrocks_be.debug starrocks_be

   この操作により、デバッグ情報ファイルが実行可能ファイルに関連付けられます。

   gdb -s starrocks_be.debug -e starrocks_be -c `core_file`
   • 方法1
   • 方法2

debuginfoファイルはperfやpstackとの互換性もあります。追加の操作なしでperfやpstackを直接使用できます。